耐震リフォーム
阪神淡路大震災の折に倒壊した建物のほとんどは老朽化した住宅やアパートだったといわれています。
その教訓を生かし、昨今、国が木造建築物の耐震化に力を入れてきています。
今では耐震改修助成金もでるようになりました。
しかし耐震改修は少ないのが現状です。
なぜなら、耐震改修の補助を受けようとすると施工業者に普通なら必要としない役所対応、申請書類作成、現場写真等による報告書作成の仕事が増えてメリットはありません。
さらに、耐震診断の方法、結果報告書、耐震改修計画のやり方、見方が分からない工務店が大多数だからです。
木造の家を改修する工事は大手やハウスメーカーのエリアというよりは地元工務店によるところが大きいでしょうから制度の利用は少なくなるのは仕方ないのかも知れません。
しかしせっかく工事費の一部を国が面倒見ようとしてくれているのに使わない手はありません、10万、20万でも戻ってくれば、欲しかった家電が買えますよね。
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